- 洗練された技術で愛車を守る -リボルト金沢

磨きには限界があります!

車の色によっては、
2コート:ソリッドカラー、クリアー層のない1コート:ソリッド
などが、ありますが一般的な塗装は以下にようになります

【2コート:メタリックカラー】

クリアー
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ベースカラー(顔料)
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サフェーサー(中塗り塗装)
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プライマー(電着下地塗装)
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ボディ


新車時の塗装は何回も塗り重ねた状態になっています。
この最上部のクリア層に小キズやシミなどが多く付くと、光の反射などによって白くボケたり色褪せて見える原因となります。

そして磨けるのはこの最上部のクリアー層のみで、そのクリア層を少しだけ研磨していく工程が磨きです。
メーカーや車種にもよりますが、最近の塗装の厚さは約100~200μmの厚みでそのうちクリア層は40ミクロン前後です。

磨ける限界までの厚さまで正確に知るには目だけでは、残念ながら不可能です。
そこで重要なのは膜厚計により塗装の厚みを測定していき、手がかりにしていきます。

一度の磨きで削るのが1~3μm内で調整していくのが、車は維持していくうえでは充分に安全マージンを残すことが大切です。

これは各店舗により様々ですので、店舗選びの際は注意が必要です。
磨きは様々で使う機械・バフ・コンパウンドの選択により10μm以上削ることもできますし、逆に3μm程度の磨きで同じように仕上げることも可能なのです。

オーナー様が大切な愛車を長く乗り続けるつもりなのに膜厚を残り少なくされて、次がない様な状態になることも施工者の姿勢によって色々だと思いますが、オーナー様の要望をしっかり取り入れた上で仕上がりに反映させる為には細心の注意を払いながらの作業が必要だと考えております。